2009年2月12日木曜日

鶴賀喜代三郎

 昨日、湯島天神で名取式がありました。入門して3年、家元の厳しくも暖かいご指導を得て、新内如月派名取となりました。

 神前で祝詞があがり、家元をと々九度を交わし免状をいただきました。いやー、三々九度やるとは思いもよらず。まるでマル○の契りのようです(^^ゞ

 私は三味線方なので名前は四文字です。語りを担当する太夫さんは三文字。かーちゃんも三味線方で喜代智寿という芸名をいただきました。

 新内には人間国宝がお二人いらっしゃいます。太夫の鶴賀若狭掾(わかさのじょう)家元(新内協会理事長)と、三味線の新内仲三郎家元(同副理事長)です。またもうお一方、三味線方の重鎮には冨士松菊三郎家元がいらっしゃり、私のいただいた喜代三郎というのはかなりナマイキな名前のため、家元が理事長にご相談いただいてOKをいただいたというオマケ付き(^^ゞ。三味線の三を取って三郎という名前は昔はかなりいらしたとのこと。最初の候補は喜代紫郎でした。Deep Purpleフリークの私はこちらもいいナと思ってましたが(^^ゞ

 式の後、広尾の清水に移動し名披露目を行いました。私とかーちゃん、先輩の兄弟子で家元代行の喜代寿郎さんと姉弟子の喜代寿寿さんとで新内流しを弾きながらお客様をお迎えします。最初の演目は踊りの藤間蔦也さんに入っていただき落語八景です。その後口上があり、皆様に名前を披露させていただきました。

http://www.princehotels.co.jp/akasaka/restaurant/arisugawa_shimizu/index.html

 そして新内流し、最後にりんきの火乃玉を演奏、お客様と俗曲を唄いお開きとなりました。今後ますます精進して人間国宝を目指したいと思います(^^ゞ

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