2009年5月29日金曜日

ウォーキングの秘密「大脳と自律神経系⑤」

 昨日はお茶のお稽古がありました。雨音が静寂感を醸し出す中、おいしくお茶をいただいてきました。脳内にはドーパミンがいっぱい(^^ゞ
 さて、今日は大脳辺縁系のお話の3回目、恐怖や怒りを感じると?をお届けします。
 扁桃核が恐怖や怒りを感じると、脳幹の無髄神経系から怒りと覚醒のホルモンであるノルアドレナリンと、恐怖のホルモンであるアドレナリンが分泌され、視床下部を通じて,の交感神経が優位になります。
 交感神経は「闘争と逃走」のシステムと言われ、心臓の拍動を速めたり、血圧を上げたり、血管を収縮させて闘ったり、逃げたりする準備を整えます。
 顔色が蒼ざめるのは、闘ったり逃げたりするために血液が筋肉に集められ、血管が収縮して顔から血の気がひくからです。
 皆さんが「闘争と逃走」状態に入るのは週に二回のキツメの運動のときだけにして、普段はウォーキングでホルモン3兄弟(βエンドルフィン、ドーパミン、セロトニン)を脳内に満たして、快の状態を保ちましょう(^^ゞ
 明日は側座核のお話です。
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